クレーン男

物流が盛んになった街の真ん中に建造されることとなった一台のクレーン。それは街の自慢。その竣工中に、誰よりもクレーンに魅せられてしまった男がいた…。ドイツの作家・チムニクが贈る不思議な男のおとぎ話。現代の寓話。細い描線で描かれた豊富な挿絵、そして矢川澄子による細やかで印象的な訳が魅力的です。簡素な函入りのシンプルな造本も美しい。複数の版がありますが、こちらは1981年の童話屋版。『セーヌの釣りびとヨナス』とともにぜひ。

*函の背が薄く変色しヒビのような線も入っていますが、それ以外は本文ともに目立つ難はなく、古書として標準的な状態です。帯付き。


著者:ライナー・チムニク
訳:矢川澄子
発行:童話屋
1981年初版
150mm x 213mm(函サイズ) / 172P


販売価格 1,500円(内税)
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