The country diary of an Edwardian lady

エドワード王朝のイギリスに暮らした一人の女性による、身近な自然のスケッチ。制作から100年以上の時を経ても色褪せぬ穏やかさと美しさ、動植物への関心と愛に満ちた作です。作者のイーディス・ホールデンはアーツ・アンド・クラフツ運動に影響を受け、緑豊かな環境で動植物を丹念に素描してきました。没後に複写版が刊行され広く知られるようになったとのことですが、優しい色使い、独特の文字使い、細部のちょっとしたデザインなど、どのページを開いても素朴かつ卓越した感性が宿っていることに感じ入ります。私見ですが、メーリアンなど自然科学を愛する女性たちには共通するサムシングがある気がします。本書もそんな一冊でしょうか。木漏れ日のような心地よさと慈しみ、気品。

*少しページが開きやすくなっている箇所があり、古書特有の湿ったかおりもしますが、経年を考えると古書として標準的な状態かと思われます。ご了承くださいませ。


著者:Edith Holden
発行:Michael Joseph/Webb & Bower
発行年:1979年11版
184mm x 240mm/186P
ハードカバー


販売価格 3,800円(内税)
*店舗でも同時に販売しておりますので、入れ違いで売り切れとなる場合もございます。その際は迅速にご連絡いたしますので、どうぞご了承くださいませ。

SOLD OUT

* 発送の梱包材には基本的に反故紙を再利用しております









Top © shimotsukibunko All rights reserved.